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不登校について思うこと②

不登校は社会問題と国は言っています。

当事者からするとそんなの関係ないです。本人や我が子が゛なぜ学校に行かないのか”゛なぜ学校へ行けなくなったのか”゛どうしたら行けるようになるのか”等の思いで焦るばかりです。100人いれば100通りの悩みがあります。また、そこには100通りの背景や見立て、今後、自分らしく生きていくための納得解があります。初期は誰でも焦りから混乱します。必死です。わかりますか先生。病気ではないのです。家庭の中で起きている親だからこそ理解してあげることができる変化があるのです。

国や自治体、それに付和雷同する教育委員会、そして迎合する学校。国のデータはある意味「既定路線」なのです。ここ数年の傾向から減らすわけにもいかない…大幅に増やすと世間が大騒ぎする。そこで出来上がるのが「微増調和」です。それを繰り返してきた結果が約30万人というわけです。

私も過去所属していた、下々の教育委員会が何をしているのか一例を挙げましょう。学校が「不登校」としてカウントしてきた児童生徒の在籍校の管理職に電話を入れて、「本当に不登校ですか?病気ではありませんか?(起立性調節障害)等」とヒアリングをして、目に見えない圧力をかけるのです。そんな馬鹿げた業務、誰もしたくないですよ。しかし、上からの圧力があるのです。今では責任を痛感していますが、教育委員会事務局では教育長が皇族の如く君臨しています。そのバックには首長です。首長としては「自治体間の様々なデータ競争」を行っているのです。もちろん次回の選挙のためです。

そんなことに巻き込まれていることもつゆ知らず、「子ども真ん中」で必死に対応している保護者の方々や一部の良識ある先生方、そして我々のような支援者って何なんでしょうね…次回に続く

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